【光る!香る!飛び出す!】「新聞」の概念を覆した面白い広告まとめ

新聞広告とは
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はじめに

こんにちは!新聞広告ラボです。

今回は「新聞」の概念そのものを覆した広告事例を紹介します。

 

シンブンってオワコンでしょ

そんな人にこそ!ぜひ見ていただきたい内容です。

研究員
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「新聞」に対するイメージがきっと変わりますよ

面白い新聞事例①「光る新聞」

まずは「光る新聞」です。

 

北海道新幹線の開業記念として、

開業日当日の2016年3月26日に函館・札幌・東京で約2,000部街頭配布されました。

研究員
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すごく貴重!偶然GETできた人はラッキーですね

紙面ビジュアルは北海道が誇る「函館の夜景」。

新聞内にLEDランプが埋め込まれており、

ランプの光によって函館の夜景が浮かび上がる

仕様になっています。

研究員
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新聞の右下にあるボタンを押すと、ランプが光ります

糊付けされた2枚の新聞紙の間に、LEDランプの配線とスイッチが入っているため

ふつうの新聞よりもモコっとして厚みがあります。

研究員
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面白い新聞事例②「香る新聞」

続いては「香る新聞」です。

2017年10月、

オーストラリアのメディア企業であるニューズ・コープ・オーストラリア

ポップコーンの匂いをインクに混ぜることで、ポップコーンの匂いがする新聞広告を掲載しました。

研究員
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計350万部の新聞に3,137kgのインク、ポップコーンの香料を200kg使用したとのこと!

家族で楽しめる映画のDVDシリーズの発売に合わせて

大規模プロモーションの一環として行われました。

<The Great Night in Family Movie Collection>

 

 

「今日、350万人のオーストラリアの人々が、バターポップコーンの匂いで目覚ました」

から始まるPR動画も秀逸です。

マーケティング担当者曰く、

「ポップコーンの香りで、家族と映画を鑑賞したときの楽しい思い出(ノスタルジー)を呼び起こしたい」

とのこと。

つまり、実際にDVDを購入するターゲットである、

親や祖父母世代に向けた新聞広告となっています。

研究員
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たしかに映画とポップコーンは相性バツグンですよね

研究員
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新聞紙を印刷している人たちも、ふだんと違う新聞の匂いに驚いていました

「目や耳ではなく、鼻から入ってくるニュース」

とても画期的で楽しい試みですが、

もしこれを日本でやったら炎上するかも‥

と余計なことを思ってしまったのは、私だけでしょうか。

研究員
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個人的には大好きな企画です!

面白い新聞事例③「飛び出す新聞」

最後に紹介するのは「飛び出す新聞」です。

2021年7月22日の「海の日」に、マウントレーニアが岩手新聞で

「飛び出す深い癒やし新聞広告」

を掲載しました。

この広告のマウントレーニアのお知らせツイートは、

2021年9月時点で16,000リツイートと、大いに話題になりました

研究員
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圧倒的なインパクト&かわいいビジュアルで、多くの人がSNS上で拡散していました

「癒し」をテーマにしているのは、

新型コロナウイルスでストレスが溜まっている人が、少しでもリラックスしてくれたら
という想いがあったから。
新聞の紙質を固くすることで、日本初「飛び出す新聞」が実現しました。
研究員
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輪転機で回せる厚紙の選定や、新聞の中に挟み込む技術面などで相当な試行錯誤があったみたい

まとめ

オールドメディアと呼ばれる新聞だからこそ、

そのイメージを覆す企画には、他の媒体には無いほど圧倒的なインパクトがあります。

 

もしかしたらそのうち、

・食べられる新聞

・自然に還る新聞

・濡れない新聞

など、まだまだ面白い新聞が登場するかもしれませんね。

研究員
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「古くて新しい」価値が生まれるチャンス!

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