【雑談はNG】「営業のコツ」にまつわるウソ5選【現場のリアル】

新聞広告とは
この記事は約8分で読めます。

こんにちは!新聞広告ラボです。

 

今回は、ノウハウサイトなどでよく見聞きする

「営業のコツ」にまつわるウソ

実体験を交えて5つ紹介します。

研究員
研究員

これまであらゆる業界・立場の方々とやり取りしてきたので、特に営業マンの方は要チェックの記事です

はじめに

巷にはあらゆる「営業のコツ」があふれていますが、

胃がキリキリするほどプレッシャーがかかる営業の経験があって

・そのうえで成果を出し続けている

人が実体験をもとに書いている記事なのかは、長い間非常にギモンでした。

 

そういうサイトは、最終的に

・転職を薦めて、転職サイトからのアフィリエイト報酬につなげたり

・自社のメルマガやwebツールを売り込む

ケースがとても多いです。

研究員
研究員

「サイトの目的」を考えると、それも仕方ないとも言えますが‥

 

なので、本記事では

「営業のコツ」のウソ=営業現場のリアル

を、実体験を交えて5つ紹介します。

「営業のコツ」のウソ① 雑談から信頼関係をつくる

「訪問したら、とりあえず雑談をして相手と価値観を共有し、距離を詰める」

というのはウソです。

 

特に、商談相手が企業の社長など、

時間単価が高い人

の場合は、そんな悠長な時間はありません。

 

仮に商談先で席についたときに、めちゃくちゃ忙しい社長相手に

営業マンくん
営業マン

ところで、こちらの花はとてもステキですね。社長の趣味ですか?

なんて訊いた瞬間に、

社長
社長

そんなこと言っている時間があったら、はやく提案をくれよ!

となるでしょう。

 

たとえ口には出さなかったとしても

営業マンの余計な一言や態度によって

決まりかけていたものがNGになってしまうことも普通にあるのです。

 

仕事の信頼関係は、仕事からしか生まれません。

 

「会社の看板を背負った営業マン」として訪問しているのであれば

まずは何よりも

より良い提案をすること

が最優先です。

 

雑談するのはそれからなのです。

 

研究員
研究員

ゴリゴリの提案&交渉から成約になった後に、ようやく雑談に入る、ということはビジネスの現場ではよくあります!

もちろん、以下のような「例外」もあります↓↓

<雑談が必要or効果的なケース>

例外①:先方から雑談を振ってくれた場合

例外②:社長同士など、立場が対等の場合

例外③:本人同士は初対面でも、会社同士の関係性がすでに深い場合

 

「営業のコツ」のウソ② 営業マンとクライアントは対等

「営業マンとクライアントは対等」

というのはウソです。

 

なぜなら、商談の席についた時点で、先方は

営業マンのために貴重な時間を割いてくれて

そのうえで、

提案次第ではお金も割くことになる

のです。

 

この時点で、営業マンは商談相手からすでに

「与えられている」状態です。

 

つまり、商談の場についた時点で、

商談相手の方が上

なのです。

 

もちろん、営業マンとして

萎縮したり卑屈になる必要はありません。

研究員
研究員

むしろ「必要以上に自分や会社を下げる営業マン」はNGです!

ただ、商談の場では

・時間をくれた相手に感謝の気持ちを持って

・価値ある提案をする

ことで、ようやく

フラットな関係=信頼される営業マン

になれるのです。

 

商談の場につける時点で、相手には敬意の気持ちを持って接しましょう。

 

「営業のコツ」のウソ③ 電話は相手の時間を奪うのでNG

「電話は相手の時間を奪うのでNG」

というのはウソです。

 

正確には、相手とやり取りするツールは

「業界と相手によって使い分ける」

必要があります。

 

相手が普段からメールやチャットのみを使う人で

かつホリエモンのように「電話はキライ」と公言している人であれば

もちろん電話はNGです。

 

ただし、業界のルールや取引相手の性格を考慮せずに

営業マンくん
営業マン

メールを送ったから、もう安心!

決めつけるのは、絶対にNGです

 

相手によっては

社長
取引先①

メールなんて見ないからわからないよ。

というかメールだけは失礼でしょ

公務員
取引先②

メール送った後に、電話も必ずしてください

広告代理店
取引先③

メールはいつ見れるかわからないので、とりあえず電話をください

と言われることもあります。

研究員
研究員

「営業される側」の気持ちを考えると、営業マンの優先順位はどうしても低くなりがちです

 

会社に所属している営業マンである以上、

コミュニケーション方法の好き嫌いはするべきではありません。

 

大切なのは「伝わること」だからです。

研究員
研究員

自分で「伝えた」と思っているだけではNGです!

「目的」と「手段」を混合しないように注意しましょう。

 

「営業のコツ」のウソ④ 飛び込み営業は効率が悪い

「飛び込み営業は効率が悪い」

というのはウソです。

 

正確には、これも

業界と相手による

ところが非常に大きいです。

 

特に、営業する商品が

有形商品か無形商品か

によって、飛び込み営業の価値は大きく変わってきます。

 

有形商品、たとえば

おもちゃやお菓子などは、

特に営業をされなくても

ショッピングサイトやスーパーなどで購入しますよね。

研究員
研究員

米国発の自動車テスラには「自動車ディーラー」がなく、現地の人は通販で購入しています!ついに車もポチっと買う時代に‥

一方、

無形商品、たとえば

保険や広告などは、

専門家(=営業マン)の話を何も聞かずに、自分1人で購入することはとても難しいです。

研究員
研究員

「情報」がないと「形がないもの」は検討することすらできません

しかも、

特に保険や広告などは、相手の立場や環境によって

デザイナーさん

これまで意識したことは無かったけど、実は必要なのかも‥

と、タイミングによって必要性が変化するものです。

 

そういった商品を営業するときは、

相手のニーズや反応を伺いながら対話することが重要なのです。

 

飛び込み営業で成約に至る確率は100~200分の1くらいです。

研究員
研究員

もちろん扱う商品や業界によって差はあります!

この手の無形商品は、仮にDMを何万通送ったとしても

 

「成約率ゼロ」になるというのは有りうる話なのです。

 

「営業のコツ」のウソ⑤ 営業マンたるもの常に「明るく元気よく」

営業マンたるもの常に「明るく元気よく」

というのはウソです。

 

というか、ムリです。

 

これまで出会ってきた、結果を出し続けるスーパー営業マンの中には、

「明るい」「元気」とは対極の世界に生きている人も普通にいました。

研究員
研究員

・全く愛想が無い

・近づきがたいほどのこわい見た目

という人も結構いた気が…

 

ふだんは内向的でほとんど話さない人が、営業の時だけ

新入社員さん
営業マン

こんにちは!この商品は御社にとって~(キラキラ)

とセールスをしても、必ず不自然さが出てしまい

それが商談相手にも伝わります

研究員
研究員

もちろん、性格の「良し悪し」を話している訳ではありません!

「変わりたい」という気持ちを持ち、

目標やあるべき姿に向かって日々努力し続けることはとても大切です。

 

でも、

自分の性格や適性にあった営業スタイルを自覚することで

スーパー営業マンへの道が開けるのです!

研究員
研究員

まわりの人に営業トークを見てもらったり、「自分はどんな営業スタイルが向いているか」と素直に訊いてみるのも効果的ですね

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「営業のコツ」にまつわるウソを5つ紹介してきました。

 

営業マンたるもの、

巷にあふれるノウハウに右往左往するのはNGです。

 

ビジネスは真剣勝負の場。

 

営業マンは常に

・商談相手

そして

・自分自身

向き合うことが最も大切です。

 

<「営業のコツ」のウソ5選>

①雑談から信頼関係をつくる

②営業マンとクライアントは対等

③電話は相手の時間を奪うのでNG

④飛び込み営業は効率が悪い

⑤営業マンたるもの常に「明るく元気よく」

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました