こんにちは!新聞広告ラボです。
今回は新聞広告の制作費について、
・考え方
・制作の流れ
・相場
・製作費が変動するケース
等を、実体験をもとに解説していきます。
実際に広告をつくっている
広告代理店、
制作会社、
デザイナー
の方々にも参考になる記事です。
新聞広告の制作費について
新聞広告を掲載するときに必要なお金は、
大きくわけて以下の2種類です。
①広告掲載料
②広告制作料
①広告掲載料は、文字どおり
広告を新聞に掲載するうえで発生する料金 です。
②広告制作料とは、
広告をつくるうえで発生する料金 です。
広告制作料は「誰が」「どのように」新聞広告をつくるかで、金額が変わってきます。
制作の流れと制作費の相場
次に、新聞広告における
・制作の流れ
・制作費の相場
について見ていきます。
まず新聞広告における制作の流れについて、広告主サイドから見ると
①広告主がつくる
②広告主以外がつくる
場合で、料金が大きく変わってきます。
広告主がつくる場合
企業内に制作部門がある場合、あえて他社で制作する必要はありません。
原稿を自前で制作できる場合は、掲載料以外の費用は発生しないので
製作費分は、社内処理だけで済ませることができます。
ただ、自社に制作部隊がいる会社は、
大企業の方が圧倒的に多いです。
入稿規定自体は、各新聞社ごとで異なるケースもあるので
各紙が設定する入稿ガイドをチェックしながら制作を進めましょう。
くわしくは、各新聞社の「入稿ガイド」をご参照ください
※各新聞の制作・入稿が一覧で見れる日本新聞協会のサイトもありますよ
広告主以外がつくる場合
広告主以外とは、たとえば
・新聞社
・広告代理店
・外部のデザイナー
などです。
私が実際に関わった新聞広告の制作料は
1段あたり20,000円(税別)
が相場でした。
なので、たとえば
5段広告の場合:5段×1段あたり2万円=10万円の製作費
15段(1ページ)広告の場合:15段×1段あたり2万円=30万円の製作費
という感じでした。
ただ、以下のようなケースでは制作費が変動していました。
<制作費が変わるケース5選>
①取材・撮影がある場合
「取材費」が別途かかります
②イラストやグラフィックをつくる場合
グラフィックをあたらしく場合は、追加で制作費がかかる場合があります
※原稿内に使用する画像などの素材は、広告主サイドで用意できているとベターです
③企画立案や商品コンセプトから一緒に考える場合
広告代理店は企画立案段階から入ることも多いです!
商品のブランドイメージや広報戦略を含めた内容も一緒に考えていくので、
「企画料」等の費用が別途かかってきます。
④スケジュールがタイトな場合
「スピード料金」が別途かかる場合があります
⑤在版(ざいはん)の場合
直近に掲載した原稿と同じ場合は、制作費はかかりません
‥その他、制作費の料金感をweb検索すると、
「1段あたり5,000円」から手掛けている制作会社もありました。
ただ、正直5,000円は相当安い設定額だと思います。
むしろ制作内容によっては20,000円をオーバーすることもあったので
制作費の予算感としては
1段あたり5,000~30,000円(税別)
が妥当なのではないでしょうか。
結構な振り幅があります!
まとめ
新聞広告の製作費について見てきました。
原稿の内容によって、制作費は大きく変動します。
制作費は、広告のデザイン=反響に直結するため
「安ければ良い」というものではありません。
かけられる予算を見極め、
ときに新聞社やパートナーと相談しながら
適正な価格で新聞広告をつくりましょう!
■新聞広告を掲載するときには①広告掲載料②広告制作料 が必要
■新聞広告は①広告主②広告主以外(広告代理店やデザイナーなど)がつくる場合がある
■制作費は1段あたり5,000円~30,000円が相場
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