【ニヨツ?ハンゴ?ゼンペ?】新聞広告の「サイズに関する業界用語」を解説

新聞広告とは
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こんにちは!新聞広告ラボです

新聞広告のやり取りをしているときに、

広告主さま
広告主さま

ニヨツの原稿をつくってください!あ~やっぱりハンゴにしようかな

新聞社営業マン
新聞社営業マン

ゼンペで発注がありました!

などの業界用語を聞いたことはありませんか?

本記事では、

研究員
研究員

新聞広告の業界用語、まっったくわからん!

という方向けに

・新聞広告のサイズに関する業界用語

について解説していきます

新聞広告のサイズに関する業界用語

新聞広告の「サイズに関する業界用語」について、

よく使われる表現を以下のとおりまとめました

<新聞広告サイズの業界用語>
【1段編】
・ゼンイチ:全1段
・ハンイチ(半2):1段1/2
・イチヨツ:1段1/4

【2段編】
・ゼンニ:全2段
・ハンニ(半2):2段1/2
・ニヨツ:2段1/4
・ニヤツ:2段1/8

【3段編】
・ゼンサン:全3段
・ハンサン(半3):3段1/2
・サンムツ:3段1/6 ※出版広告
・サンヤツ:3段1/8 ※出版広告

【5段編】
・ゼンゴ:全5段
・ハンゴ(半5):5段1/2
・ゴヨツ:5段1/4

【7段編】
・ゼンナナ:全7段
・ハンナナ(半7):7段1/2 ※ほぼありません

【15段編】
・ゼンペ―(全ページ):全15段
特に、ヨコサイズは
・1分の1=全〇
・2分の1=半〇
・4分の1=〇ヨツ
・6分の1=〇ムツ
・8分の1=〇ヤツ
という略し方をしていることがわかります
研究員
研究員

「サンヤツ」「サンムツ」は、以下の記事でも解説しています

新聞広告サイズの考え方

続いて、

広告主
広告主

いや、そもそもサイズで「段」ってなんやねん

という方向けに、新聞広告サイズの考え方について紹介していきます

新聞広告のサイズは

「段(だん)」と「割(わり)」という、独自の計算方法によって求められます

【記事下広告の計算方法】

・天地(タテサイズ)=段(1~15段)

・左右(ヨコサイズ)=割(〇分の1)

天地(タテサイズ)=段

タテサイズの1段とは、

新聞1ページをタテに15分割したうちの1ブロックことです

 

この1ブロックが何段分あるかで、タテサイズを求めます

左右(ヨコサイズ)=割

ヨコサイズの「割」は、全幅に対する

「〇分の1」という表現をします

 

2分の1、4分の1の割合が多く、1分の1の場合は「全〇段」という表現をすることもあります

研究員
研究員

「全15段」とは、新聞1ページのことですね

新聞1ページは15段ではなく12段?

そしてここで、ややこしいことを言います

 

実は現在、新聞自体の組み段数は

新聞1ページ=15段ではなく12段が主流なのです(!)

 

というのも、

新聞読者
新聞読者

新聞は文字が小さいし、改行が多くて読みづらい

という意見が多くあったことを受け、2014年頃から

・組み段数が15段→12段に減少

・文字サイズの拡大

という流れが全国的に活発化しました

 

見やすい紙面を目的に、新聞自体は12段組みなりましたが

広告サイズの算出方法は従来と変わらず15段組みなのです

新聞広告サイズ一覧

新聞広告の一般的なサイズは、下図のとおりです

新聞広告サイズ一覧

こちらに記載しているサイズは、

「N-SIZE(エヌサイズ)」と呼ばれる

日本新聞協会が推奨している制作サイズを記載しています

 

各新聞社の掲載サイズはほぼ同じですが、

正確なサイズは新聞社によって違うのでご注意ください

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