【新聞広告サイズの独特な呼び方】
— 新聞広告ラボ (@newspapers47ad) April 5, 2021
掲載サイズによって独特な呼び方&略し方をします。
<例>
・ハンゴ=5段1/2
・ハンサン=3段1/2
・ハンニ=2段1/2
・ゴヨツ=5段1/4
・ニヨツ=2段1/4
・サンヤツ(一面出版広告)=3段1/8
などなど
特に新入社員の頃はわからなくて、本当に苦労しました笑
こんにちは!新聞広告ラボです
新聞広告のやり取りをしているときに、
ニヨツの原稿をつくってください!あ~やっぱりハンゴにしようかな
ゼンペで発注がありました!
などの業界用語を聞いたことはありませんか?
本記事では、
新聞広告の業界用語、まっったくわからん!
という方向けに
・新聞広告のサイズに関する業界用語
について解説していきます
新聞広告のサイズに関する業界用語
新聞広告の「サイズに関する業界用語」について、
よく使われる表現を以下のとおりまとめました
【1段編】
・ゼンイチ:全1段
・ハンイチ(半2):1段1/2
・イチヨツ:1段1/4
【2段編】
・ゼンニ:全2段
・ハンニ(半2):2段1/2
・ニヨツ:2段1/4
・ニヤツ:2段1/8
【3段編】
・ゼンサン:全3段
・ハンサン(半3):3段1/2
・サンムツ:3段1/6 ※出版広告
・サンヤツ:3段1/8 ※出版広告
【5段編】
・ゼンゴ:全5段
・ハンゴ(半5):5段1/2
・ゴヨツ:5段1/4
【7段編】
・ゼンナナ:全7段
・ハンナナ(半7):7段1/2 ※ほぼありません
【15段編】
・ゼンペ―(全ページ):全15段
「サンヤツ」「サンムツ」は、以下の記事でも解説しています
新聞広告サイズの考え方
続いて、
いや、そもそもサイズで「段」ってなんやねん
という方向けに、新聞広告サイズの考え方について紹介していきます
新聞広告のサイズは
「段(だん)」と「割(わり)」という、独自の計算方法によって求められます
【記事下広告の計算方法】
・天地(タテサイズ)=段(1~15段)
・左右(ヨコサイズ)=割(〇分の1)
天地(タテサイズ)=段
タテサイズの1段とは、
新聞1ページをタテに15分割したうちの1ブロックのことです
この1ブロックが何段分あるかで、タテサイズを求めます
左右(ヨコサイズ)=割
ヨコサイズの「割」は、全幅に対する
「〇分の1」という表現をします
2分の1、4分の1の割合が多く、1分の1の場合は「全〇段」という表現をすることもあります
「全15段」とは、新聞1ページのことですね
新聞1ページは15段ではなく12段?
そしてここで、ややこしいことを言います
実は現在、新聞自体の組み段数は
新聞1ページ=15段ではなく12段が主流なのです(!)
というのも、
新聞は文字が小さいし、改行が多くて読みづらい
という意見が多くあったことを受け、2014年頃から
・組み段数が15段→12段に減少
・文字サイズの拡大
という流れが全国的に活発化しました
見やすい紙面を目的に、新聞自体は12段組みなりましたが
広告サイズの算出方法は従来と変わらず15段組みなのです
【新聞1ページは15段ではなく12段?!】
— 新聞広告ラボ (@newspapers47ad) April 5, 2021
新聞の紙面構成は、実は「15段組み」ではなく「12段組み」となっている場合がほとんどです。
見やすい紙面を目的に、新聞自体は12段組みなりましたが、広告サイズの算出方法は従来と変わっていないのです。
これは、さすがにわかりづらいですよね‥。
新聞広告サイズ一覧
新聞広告の一般的なサイズは、下図のとおりです
こちらに記載しているサイズは、
「N-SIZE(エヌサイズ)」と呼ばれる
日本新聞協会が推奨している制作サイズを記載しています
各新聞社の掲載サイズはほぼ同じですが、
正確なサイズは新聞社によって違うのでご注意ください
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