こんにちは!新聞広告ラボです。
今回は新聞の「意見広告」について解説していきます。
意見広告とは
意見広告とは、
個人や団体がそれぞれの立場から、
することで、そのテーマについて、
読者に賛成・反対・見直し等について考えてもらうための広告です。
広告の内容としては、
「政治」
「法律」
「人権」
など、社会問題をテーマに扱うことが多いです。
■内容が主観的であること
■消費者(=読者)に、同意や考えを深めるきっかけを求めること
つまり、広告表示に様々な制約がかかってくる通常の営業広告とは異
意見広告はその性質上、
できる限り制約を加えずに、
主張内容は、批判や批評が含まれることも多いですが
あくまで「公」に対しての意見なので
「個」を攻撃するような内容は許されません。
当該広告が「掲載NGの広告内容」になっていないか、
掲載前にチェックする必要があります。
<掲載NGの広告内容>
・虚偽
・他を誹謗・中傷
・事実誤認
・名誉棄損
・差別を助長
・プライバシーの侵害
・著しく常識に反する
意見広告を掲載するにあたり、
広告主・新聞社双方が意識しておきたいポイントとしては
広告主が広告内容に責任を負えるかどうか
ということが挙げられます。
新聞社の方は、その広告主が本当に存在しているか(他人名義ではないか)を必ずチェックしてください!
広告主名以外にも、責任の所在として
住所・連絡先の記載は必須です。
また、意見広告には「意見広告」というクレジットも入ります。
今朝の東京新聞にGreenpeaceの素晴らしい意見広告が載ってる❣#トーキョーを沈めない人にトーヒョーしよう pic.twitter.com/XpWYBhiO7g
— やいちゃん (@picoyai) June 25, 2021
左上に「意見広告」と入っていますね
まとめ
新聞は「信頼度の高いメディア」と言われるからこそ、
そこに掲載する広告は多様で、時にデリケートです。
その分、ひとつの意見広告が
世論を動かすきっかけになることもあります。
もし日々の生活の中で意見広告を見る機会があれば
そのテーマについて、
ぜひ自分自身の「意見」も深めてみてはいかがでしょうか。
コメント