こんにちは！新聞広告ラボです。
新聞広告ラボでは、ツイッター上で話題になった新聞広告を毎月紹介しています。
今回は2021年7月です
7月は
・日本初！紙面が〇〇〇〇！
・「バズる広告といえば」の、アノ企業！
の新聞広告が話題になりました。
世の中が何を求めて、何に価値を感じているのか。
そのひとつの答えを、この新聞広告たちは持っています。
・広告主
・デザイン
・メッセージ
と合わせて、バズるきっかけとなった
・つぶやきの内容
も合わせてぜひチェックしてみてください。
それではどうぞ！
※日付は新聞掲載日ではなく、ツイート日です。
- 2021年7月にバズった新聞広告
- 7月31日：KADOKAWA「角川文庫『ピンクとグレー』他」
- 7月28日：飛鳥新社「月刊『Hanada』」
- 7月26日：岩手県大槌町ほか「日台友好 情誼長存」
- 7月24日：『映画 パンケーキを毒見する』「いよいよ次週7.30公開」
- 7月22日：マウントレーニア「日本発！飛び出す癒し新聞」
- 7月22日：台日文化経済協会「台湾、日本 一起加油」
- 7月22日：サンマーク出版「もしも徳川家康が総理大臣になったら」
- 7月7日：ユニバーサルミュージックジャパン「BOØWY 40周年」
- 7月7日：『映画 竜とそばかすの姫』「竜の正体は佐藤健‼」
- 7月4日：ふなっしー「今日は梨の日」
- 7月4日：大日本除虫菊株式会社（KINCHO）「いま、いいよね。一方通行の新聞広告」
2021年7月にバズった新聞広告
7月31日：KADOKAWA「角川文庫『ピンクとグレー』他」
本日の朝日新聞朝刊には『#ピンクとグレー』(#加藤シゲアキ)の広告を掲載していただいています。その他既刊にも大注目です！#カドフェス2021 #世界を照らそう #閃光スクランブル #Ｂｕｒｎ．-バーン- #傘をもたない蟻たちは pic.twitter.com/wjNDNv9o6U
— 角川文庫編集部 (@KadokawaBunko) July 31, 2021
ハッシュタグをつけることで、ふだん文庫本を読まないファンの方にも情報を届けることができますね。コアなファンなら、さらに拡散もしてくれます！
7月28日：飛鳥新社「月刊『Hanada』」
「過去最多！3177人！」。陽性者数のみで不安を煽り続けるメディア。それに乗っかる“ゼロリスク信者”たち。「#東京五輪の即時中止を求めます」の人たちは、五輪によって陽性者数が増えたと本気で思っているのか？ バカにつける薬なし！
— 月刊『Hanada』編集部 (@HANADA_asuka) July 28, 2021
□9月号新聞広告大公開！https://t.co/3yXwG49rsY
さまざまな意見が飛び交う東京2020オリンピック。社会が混乱しているときは、広告の影響力や責任がより大きくなります。
7月26日：岩手県大槌町ほか「日台友好 情誼長存」
今天才發現日本這麼多城市共同在台灣的自由時報刊登這則台灣隊奧運加油的廣告
— YSL (@Fysliu) July 26, 2021
真的謝謝所有日本朋
今日,私は日本の多くの都市が台湾チームのオリンピックを応援するために台湾の自由時報にこの広告を掲載していることを発見しました
また感動しました,本当にありがとう日本人の友達,本当にありがとう❤️ pic.twitter.com/s7YF3YuhTW
台湾のホストタウンが現地の「自由時報」に掲載した全面広告。
ぱっと見はモザイク絵、近づいて見ると台湾選手を応援する人たちの顔写真。
台湾のホストタウン9市町村・1県から700人以上の市民が参加した広告は、SNSによって「逆輸入」され日本でも話題になりました！
7月24日：『映画 パンケーキを毒見する』「いよいよ次週7.30公開」
開会式翌日の朝日新聞に
— 佐藤佐吉 Sakichi Sato (@sakichisato) July 24, 2021
(ある意味）菅総理主演
『パンケーキを毒味する』
一面広告。
すげえな。#スターサンズ pic.twitter.com/lC7jSnonGi
話題の映画「パンケーキを毒見する」の全面広告（朝日朝刊）
— 冨永 格（たぬちん） (@tanutinn) July 23, 2021
メインコピーは〈やっぱり、だめか。この事態を招いたのは、政権とマスコミ。パンケーキ懇親会？ 食ってる場合じゃない！〉
学生試写会 (7/15) でのアンケート「今の政権にひとこと」から抜粋した「読む広告」です。公開は7月30日。 pic.twitter.com/seUGGvC0uV
「話題の映画」の広告がオリンピック開会式翌日に掲載されました。
内容＋タイミング⇒話題にならない訳がないですね。
7月22日：マウントレーニア「日本発！飛び出す癒し新聞」
【かわいい】どうぶつの赤ちゃんたちが飛び出す！岩手日報の新聞広告https://t.co/QJXU20XEKh
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 22, 2021
全国の動物園・水族館と森永乳業のマウントレーニアが展開する「深い癒しプロジェクト」とのコラボ。通常の新聞紙より分厚く、実現にはさまざまな困難があったという。 pic.twitter.com/wINKkjFpDl
ついに、「飛び出す」新聞広告が生まれました！
インパクトと癒しを兼ね備えた広告で、SNSにアップしている読者も多くみられました。
7月22日：台日文化経済協会「台湾、日本 一起加油」
台湾から感謝広告
— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) July 22, 2021
『広告には協力して綱を引くタイワンツキノワグマと桃太郎が「頑張れ！日本の桃太郎」「頼れる仲間 台湾黒熊」と声を掛け合うイラスト』
感謝には感謝で、誠意を持ってお返しし合い
あたたかい心は伝播していく
この時期だからこそ、沁みる
ありがとう台湾https://t.co/T9zPU1MpRC
ワクチン提供に感謝伝える広告、日本紙に掲載／台湾 | 社会 | https://t.co/Ef4Pc641uC
— 台湾ニュース＠中央社フォーカス台湾 (@focustaiwanjapa) July 22, 2021
日本からの新型コロナウイルスワクチンの提供に感謝する広告が22日付の産経新聞に掲載された。支援への謝意とともに、台湾と日本「一起加油（力を合わせて頑張ろう）」と鼓舞するメッセージも記された。
日本からのワクチン提供に感謝する、台湾からの広告です。
「一起加油＝力を合わせて頑張ろう」の意味。タイワンツキノワグマと桃太郎のイラストが入っています。
7月22日：サンマーク出版「もしも徳川家康が総理大臣になったら」
本日の産経新聞書籍広告よりサンマーク出版のもの（部分）。なんだろうこの押し寄せてくる恥ずかしさ… pic.twitter.com/6udJC1l2H3
— 早川タダノリ (@hayakawa2600) July 22, 2021
「ツッコミどころがある」というのも立派な「バズる要素」のひとつ。この本、売れています！
7月7日：ユニバーサルミュージックジャパン「BOØWY 40周年」
BOØWY40周年おめでとうございます！！#BOØWY#上毛新聞 #新聞広告 pic.twitter.com/t2lJ20gSkx
— 上毛新聞社営業局 (@jomo_eigyo) July 6, 2021
上毛新聞（群馬県）に掲載しているのは、氷室さん、布袋さん、松井さんが高崎市出身だから。日本を代表するロックバンドの心意気にシビれます！
7月7日：『映画 竜とそばかすの姫』「竜の正体は佐藤健‼」
竜の正体は #佐藤健 さん‼#7月16日（金）公開 #細田守 監督の最新作 映画「#竜とそばかすの姫」。
— 読売新聞社広告局 (@yomiojo) July 6, 2021
俳優・佐藤健さんがベールに包まれていた謎の存在「竜」を演じることが明らかになりました！ #読売新聞 朝刊（一部地域のみ）に掲載！https://t.co/DiMEe1846v#新聞広告 #UnveilTheBeast pic.twitter.com/vEIEC0muZ2
新聞記事らしいスクープ見出しで、読者の注目を引きます。
ラストキャストの発表タイミング＆人選など、「公開前までに」「いかに話題になっているか」をマーケティング陣は相当考えているハズ。
7月4日：ふなっしー「今日は梨の日」
非公認ながら国民的人気のふなっしー。
企業の広報担当者はふなっしーのPR戦略を必ずチェックすべし！
7月4日：大日本除虫菊株式会社（KINCHO）「いま、いいよね。一方通行の新聞広告」
金鳥の新聞広告。｢新聞広告なんてオワコン｣とは言われるが、今やネット広告への反感も強いからなあ。 pic.twitter.com/Ihj8dTcpuc
— 炭酸 または 駅員 (@tan3carbonated) July 4, 2021
今日の読売に出てたキンチョーの新聞広告、相変わらず尖っていて素敵である。CPAやCPCといった英語三文字が並ぶデジタル広告のアンチテーゼとして「効果が測定できない」点こそ新聞広告の魅力であると打ち出す。サードパーティcookie排除のトレンドの先を行くのが新聞広告広告や！！ pic.twitter.com/o3NGs6nnEi
— yuuu (@ad_career28) July 4, 2021
隅々まで読んでたのしい。
— ことばと広告 (@kotobatoad) July 3, 2021
金鳥、今朝の新聞広告 pic.twitter.com/K0MeQCqHeo
「キンチョーの広告」と言えば、噛めば噛むほど味が出る面白さ！
バズる仕掛けが盛りだくさんです。
ソースまで抜かりなくてダメだった pic.twitter.com/7g8kilHycX
— ホブノブ (@HobNob_jp) July 4, 2021
新聞の一面広告の上段6割を使ってネット広告をくさしておきながら、一番下では「internet/daisuki」というアドレスでネット広告に誘導し、そのURLに行ってみたら、インターネット黎明期みたいな広告サイトが出てくるというKINCHOの一連の広告、最高に面白すぎるｗ https://t.co/q49gTpR34r https://t.co/duAKL4ZV5J
— Rise☆Up (@risestarup) July 4, 2021
まさに「金鳥の夏」！
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