【竣工広告とは】広告内容や協賛の流れを解説【建物完成のお祝いです】

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こんにちは!新聞広告ラボです

 

今回は竣工(しゅんこう)広告について解説します

 

竣工広告は、建設にかかわった全ての企業が対象になるので、

研究員
研究員

建設関係企業ではたらく方は、特に要チェックです!

竣工広告とは

竣工広告とは

建物の建築・建設工事が完了したことを知らせる広告

です

 

・商業施設

・学校

・公共施設

・一般のクリニック

に至るまで、竣工広告の対象となる工事は多岐にわたります

 

竣工広告には、以下の内容が入ります

【竣工広告の主な広告内容】

①施設名

②竣工日(施設のオープン日合わせることも)

③施主

④施工会社一覧

⑤施設長や首長のコメント

「竣工」を「竣功」と書くこともありますが、意味合いは変わりません

※厳密にいうと「竣工」は一般の建物に使われることに対し、「竣功」は橋や神社に使われることが多いです

 

また、広告主(=掲載料を負担する会社)は、

①施主+施工会社

②施工会社のみ

の2パターンがあります

研究員
研究員

支払いの流れは記事後半でくわしく解説します

竣工広告を出すのは誰が決める?

竣工広告を出すか出さないかは、

ほぼ100%施主(=工事の発注者)の意向で決まります

 

たとえば学校の竣工であれば

発注者である学校法人側が竣工広告を出すか否かを決めます

研究員
研究員

竣工広告を掲載するかどうかは、「建物の持ち主」が決めるのですね

竣工広告の掲載料は誰が払う?

「竣工広告の掲載料は誰が払うか」は、以下の2パターンがあります

①施主+施工会社

研究員
研究員

施主側の負担割合は、高くても50%(折半)が相場です

②施工会社のみ

研究員
研究員

工事の受注額に比例して、各事業者が支払う広告料金も変わってきます

‥「施工会社」と一口に言っても

・施工

・設計

・外構

・電気設備

・給水排水設備

・基礎工事

・外装

・内装 etc…

とても多くの会社が関わっています

 

それらの関係各社で、

広告費用を出し合って竣工広告を掲載

するのです

研究員
研究員

工事への関わり方(=広告費用の大小)によって、広告掲載時の大きさも変わってきます

各施工会社からの費用取りまとめは、

施主から一番お金をもらっている会社(=設計or施工会社)が行うケースが多いです

工事の規模&予算感に応じて、たとえば

設計:施工:その他=3:3:4

など割合は変わります

研究員
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費用負担の内訳は、施工会社同士で話し合って決めることになります

施主はすでに施工会社に建設費用を払っているため

建物が完成した暁には、

施工会社がお祝いの意味も込めて竣工広告を掲載するのです

 

また、竣工広告はその性質上、

一般の営業広告料金とは異なる料金設定がされているケースが多いので要注意です

研究員
研究員

竣工広告料金は、事前に必ず新聞社(広告代理店)に確認しましょう!

まとめ

竣工広告は、

✔毎日発行(竣工日に合わせて掲載可能

✔かたちに残る(紙面を記念に残せる

という新聞ならではの広告として、昔から利用されています

研究員
研究員

竣工広告の掲載紙面を、ロビーや応接室に大切に飾っている建物もありますね

竣工広告は、読者へのPRはもちろんですが

施工会社から施主に対する感謝やお祝いの気持ちも込めて掲載する

という側面も強いです

研究員
研究員

広告には「祝竣工」のメッセージが添えられます

竣工広告には、工事に携わった人たちから

生まれたての建物に対する「感謝」「お祝い」「期待」

の気持ちがギュッと詰まっているのです

・竣工広告とは、建物の建築・建設工事が完了したことを知らせる広告

・竣工広告を出すか出さないかは、施主の意向で決まる

・広告掲載料の負担は①施主+施工会社 ②施工会社のみ の2パターン

・竣工広告には、施工会社の「感謝」「お祝い」「期待」の気持ちが詰まっている

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