こんにちは!新聞広告ラボです。
今回は新聞の「つかみ広告」について解説します。
つかみ広告は、
会社の認知度を上げたい
広告料金を下げる方法を知りたい
という広告主の方は、必ず知っておきたい広告形態です。
今回は、そんな「つかみ広告」の
・掲載条件
・メリットデメリット
・相性バツグンの広告主
について紹介していきます。
つかみ広告とは
つかみ広告とは、
新聞紙面の空きスペースに応じて、新聞社が好きなタイミングで掲載できる広告
のことです。
予め広告データを新聞社に預けておくことで、新聞社の都合で掲載日が決まります。
つまり、
新聞社にとってもメリットが大きい広告なので、掲載料金の値下げ交渉がしやすい
という特徴があります。
【広告料金を値引きしてもらうには?!】
その秘訣は、ズバリこの2つ!✅掲載条件をゆるくする
例「掲載日いつでもOK」✅長期契約をする
例「1年間毎月掲載」新聞社によってスタンスはそれぞれですが、料金交渉時に「相手のメリット」も一緒に提示すればきっと振り向いてくれるハズ!#新聞広告
— 新聞広告ラボ (@newspapers47ad) April 14, 2021
つかみ広告の掲載条件
つかみ広告を掲載するには、いくつかの条件があります。
日本新聞協会では、以下の7つを「つかみ広告の条件」として挙げています。
①原稿内容が確定している
原稿内容の途中変更はNGです!
②広告主が確定している
広告主ごとの契約です!
③料金総額が確定している
予め広告料金が確定します!
④掲載面、掲載回数が未定
掲載面&掲載回数は新聞社にお任せです!
⑤掲載期間が確定している
「半年間から」が多いですね!
⑥最低保証段数がある
「1か月あたり最低〇段掲載」となります!
⑦一括で申し込み、一括で請求する
前金制です!
‥たとえば
「3段1/2サイズをつかみ広告として掲載したい」場合は、
このような契約になります↓↓
■原稿内容は変えずに半年間掲載
■掲載日&掲載面はいつでもOK
■1か月あたり最低掲載段数は6段(=1回あたり3段1/2なので、最低4回掲載)
■新聞社からの請求は半年間まとめてor毎月初めに来る
■新聞社都合で契約段数(=6段/月)以上掲載されたらラッキー!
つかみ広告のメリットとデメリット
次に、つかみ広告のメリットについて
より細かく見ていきましょう。
広告主から見たつかみ広告のメリットは以下の3つです。
<つかみ広告のメリット(広告主編)>
①新聞社都合で掲載するので、広告料金の値下げ交渉がしやすくなる
②最低掲載段数よりも多く掲載される可能性がある
③長期かつ複数回掲載するので、認知度向上に最適
また、新聞社にとってもつかみ広告は大きなメリットがあります
<つかみ広告のメリット(新聞社編)>
①広告スペースが埋まらない時や急きょ空いた場合に、つかみ広告で調整ができる
②原稿内容が変わらないので、入稿作業が楽
③長期契約なので、予め売上見込みをたてることができる
新聞社にとっても「つかみ」は、困ったときに助けれてくれる大切な広告なのです!
反対に、つかみ広告のデメリットとしては
①途中で原稿を変えられない
②日付や掲載面指定ができない
③入金は一括で
等があるため、
デメリットの方が大きい場合は
単発での営業広告として通常どおり掲載しましょう。
つかみ広告が有効な広告主4選
ここでは、つかみ広告と特に相性が良い広告主を業態・業種ごとに4つ挙げています。
この4つに当てはまる会社が広告掲載を考える際は、まずつかみ広告を検討することをオススメします!
①買取り系
中古車、ピアノ、骨董品などの
いわゆる「買取り系」広告主は
今すぐに用が無くても、いざ必要になったときに認知されていること
がとても重要です。
なので、日常的に読者の目に触れることができるつかみ広告と相性が良いのです。
②通販系
通販広告主は、掲載日をピンポイントで指定する必要がほとんどないため
掲載条件をゆるくすることが可能です。
掲載条件のゆるさ=新聞社のメリット
に直結するので、つかみ広告になっているケースが多いです。
③医療系
病院やクリニックは、季節によって掲載内容が変わるということはまずありません。
また、新聞読者は年齢層が高いため、コアのユーザー層もマッチします。
長期間同じ原稿でも問題なし
コアユーザーが一致
という点で、医療系の広告主とつかみ広告は相性バツグンです。
④相談系
法律相談やコンサル会社など、
「〇〇相談 電話番号△△△~」という情報だけでも
困っている人やそれを求めている人は必ず目に留まります。
1回目に認知し、2回3回‥と見ているうちに行動につながる、
というケースは十分考えられます。
こういった相談系の広告主は
大きいスペースで1回掲載するよりも、
小さいスペースで何回も掲載する方が広告効果は高いです。
まとめ
新聞のつかみ広告は、上記のとおり
新聞社にとっても非常にメリットが大きいので
「広告料金が高い」と言われる新聞広告の中では、特にコスパが良い広告形態です。
広告主としての
・業界や業態
・広告したいこと
を見極めたうえで、是非つかみ広告を検討してみるのをオススメします。
読者のハートもつかめますように!
コメント