【責了とは】校了と責了との違いを解説します【最終チェック者は誰か】

新聞広告とは
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こんにちは!新聞広告ラボです

今回は責了」について解説します

研究員
研究員

責了=せきりょう と読みます!

責了とは

責了とは、「責任校了」の略語です

責了(せきりょう)とは:原稿制作側に責任を持たせて、広告主が最後の校正を終了すること

を意味します

 

ここでいう「原稿制作側」とは、広告主(=原稿を依頼する側)からみて

・媒体社

・印刷会社

・広告代理店

などを指します

 

たとえば、

「あとは簡単な文字修正をすれば校了」と言う場合には

広告主さま
広告主さま

この文章の「が」を「は」に変えたら、責了でお願いします

研究員
新聞社

承知しました!責了で進めますね

という流れになります

 

この場合、広告主としては

広告主さま
広告主さま

(文章の「が」を「は」に変更したら校了なので、こちらではチェックしません。修正→最終チェックはお任せします)

という意味合いになります

責了と校了の違い

次に、校了 とは「校正完了」の略語です

校了(こうりょう)とは:広告主自らが原稿の最終チェックを行い、「これ以上の修正は無し」と判断&原稿制作側に伝えること

です

 

なので、責了と校了をまとめると以下のようになります

・責了→媒体社(=原稿の制作側)が最後の校正を行う
・校了→広告主(=原稿の依頼主が最後の校正を行う

責了が出てくる場面と使い方

責了が出てくる場面は、

①(校了まで)時間がないとき

②修正箇所が非常に少ないとき

大きく2つです

研究員
研究員

「責了=どうしても時間がないときに使える裏ワザ」くらいがちょうど良いと思います

 

特に新聞広告の場合は、

クライアントは高いお金を出して掲載をするため

なるべく「責了」ではなく「校了」で進行するようにしましょう

研究員
研究員

ただし、お悔み広告などの「臨時もの」の場合は、

もともと校了までの時間がないため責了前提で進めるものもあります!

まとめ

責了は、新聞はもちろん出版や印刷業界でも頻繁に使われている言葉です

 

「原則は校了」「緊急時は責了」

ということを常に意識して、校正のやり取りに臨みましょう

 

最後にまとめです

✔責了とは:媒体社(=原稿の制作側)が最後の校正を行う

✔校了とは:広告主(=原稿の依頼主)が最後の校正を行う

✔「原則は校了」「緊急時は責了」

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