こんにちは!新聞広告ラボです
今回は「責了」について解説します
責了=せきりょう と読みます!
責了とは
責了とは、「責任校了」の略語です
を意味します
ここでいう「原稿制作側」とは、広告主(=原稿を依頼する側)からみて
・媒体社
・印刷会社
・広告代理店
などを指します
たとえば、
「あとは簡単な文字修正をすれば校了」と言う場合には
この文章の「が」を「は」に変えたら、責了でお願いします
承知しました!責了で進めますね
という流れになります
この場合、広告主としては
(文章の「が」を「は」に変更したら校了なので、こちらではチェックしません。修正→最終チェックはお任せします)
という意味合いになります
責了と校了の違い
次に、校了 とは「校正完了」の略語です
です
なので、責了と校了をまとめると以下のようになります
・校了→広告主(=原稿の依頼主)が最後の校正を行う
責了が出てくる場面と使い方
責了が出てくる場面は、
①(校了まで)時間がないとき
②修正箇所が非常に少ないとき
の大きく2つです
「責了=どうしても時間がないときに使える裏ワザ」くらいがちょうど良いと思います
特に新聞広告の場合は、
クライアントは高いお金を出して掲載をするため
なるべく「責了」ではなく「校了」で進行するようにしましょう
ただし、お悔み広告などの「臨時もの」の場合は、
もともと校了までの時間がないため責了前提で進めるものもあります!
【新聞広告「臨時もの」について】
「臨時もの」当てはまる広告例
1. 死亡広告
2. お知らせ、謹告等
3. 火事、災害等のお見舞い広告
4. 有価証券および物件の紛失、盗難等の告知広告
5. 訂正広告
6. 謝罪広告
7. 法定の政策広告、および選挙広告
8. 社名変更、および会社設立等の広告#新聞広告— 新聞広告ラボ (@newspapers47ad) May 2, 2021
まとめ
責了は、新聞はもちろん出版や印刷業界でも頻繁に使われている言葉です
「原則は校了」「緊急時は責了」
ということを常に意識して、校正のやり取りに臨みましょう
最後にまとめです
✔責了とは:媒体社(=原稿の制作側)が最後の校正を行う
✔校了とは:広告主(=原稿の依頼主)が最後の校正を行う
✔「原則は校了」「緊急時は責了」
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