こんにちは!新聞広告ラボです。
今回は二連版(にれんばん)広告について、解説します。
二連版とは
二連版とは、
新聞の中央の見開き左右2ページ分と、見開きの中央にある余白部分(ノド)を切れ目なく使った広告
のことです。
2ページ分の大きなスペースを一つの広告として使えるため、
読者の目に付きやすく
クリエイティブの可能性を広げることができます。
【二連版(にれんばん)とは】
新聞紙面の中央見開き2ページ分(=30段)を使った広告です。中央の見開きを使うことで、ページの境目が無くなりダイナミックな展開が可能です。
有名なネットフリックスの広告も、二連版だからこそできた洗練されたビジュアルですね。
ほれぼれします笑#新聞広告 https://t.co/cW1holFNfe
— 新聞広告ラボ (@newspapers47ad) May 21, 2021
二連版のメリット
次に、二連版広告のメリットを3つ紹介していきます。
圧倒的なインパクト
まずは何と言っても、二連版広告には圧倒的なインパクトがあります。
新聞は見開いて読む媒体なので、特に30段広告の場合は
視界全体にPRができる
というのはとても大きなメリットです。
いまは電子版も増えていますが、二連版広告はぜひ新聞紙で見てほしいです。ページをめくったときのインパクトはとても大きいです!
クリエイティブの可能性が広がる
二連版だからこそ、ページをまたぐダイナミックな広告デザインが可能になります。
まずは二連版ではない、通常の見開き広告を見てみましょう。
<通常見開き広告の例>
記事体での見開き広告です。
レイアウト上、あえて二連版にする必要はありません
次に、二連版広告の場合を見てみましょう。
<二連版広告の場合>
ページが途中が切れていたらできないクリエイティブですね!
本日の大分合同新聞に載ってます、わたしの文字と、実家の猫です。 pic.twitter.com/zkFAw4AqBy
— 指原 莉乃 (@345__chan) October 8, 2020
二連版広告は、そのインパクトの大きさやデザインの秀逸さから
SNS上でバズることも多いです。
希少性・保存性が高い
見開き2ページがつながっている二連版広告は、
新聞紙面の面建て上、1日につき1回しか掲載できるチャンスはありません。
一面と終面はページは離れていますが、同じ1枚の新聞紙で出来ていますよね。
中面に近づくほどページ数が狭まっていき、中央になったときに1枚で抜き取れる(=二連版)ようになります。
また、
抜き取りやすい=保存しやすい
という特徴があるため、継続的な広告効果も期待できます。
額縁のタカハシ様にお願いしていた、FGO新聞広告(島根)のタニキが素敵に額装されて戻ってきたーーー!かっこいい…黒の裏打ちのおかげで裏の文字の透けもなく美しい…渋めのブルーの額縁もとても合ってる(*˘˘*)記念に絵柄周辺の余白残しでお願いしました(´ー`)#FGO #FGO5周年 #額縁のタカハシ pic.twitter.com/uN50PC5Nan
— 桂樹 (@keijyu3) August 29, 2020
二連版の料金はいくら?
これだけ魅力的な二連版広告ですが、
やっぱり通常の見開き広告を二連版にするには
広告掲載料金とは別に、二連版指定料金が発生します。
二連版は1日1回のみ、しかも新聞全体の面建てに影響するため追加費用がかかるのです
中央紙・ブロック紙の二連版指定料金はこんな感じ。
<二連版指定料金の例>
■朝日新聞:870,000円
■毎日新聞:690,000円
■日本経済新聞:1,200,000円
■産経新聞:250,000円
■北海道新聞:200,000円
■西日本新聞:200,000円
■中日新聞:230,000円
※いずれも税別です
また、
・広告サイズ
・カラーの有無
によっても
二連版指定料金は変わるケースがある
ので、必ず事前に新聞社or広告代理店に確認しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
二連版広告は、新聞の特性を最大限活かしたダイナミックな広告です。
広告主からすると特別料金が別かかるという「デメリット」はありますが
その分、広告のプレミアム感は高まり
クリエイターは否が応でも腕が鳴る広告になるのは間違いありません。
せっかく30段見開き広告を出すのであれば、
クリエイティブにトコトンこだわることができる二連版も合わせて検討してみてはいかがでしょうか?
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